松果体って何?

      2019/08/01

皆様は松果体というものをご存知でしょうか?

 

 

松果体とは、脳の中央「間脳」の一部で、グリンピースほどの大きさの内分泌器官です。
(松ぼっくりに形状が似ていることから、この名称がついています)

松果体光受容細胞という特殊な細胞を持ち、皮膚を通過する外界の光を感受することができます。
(地磁気も感受するといわれています)

光を感受することで何が起こるのかというと、メラトニンというホルモンの分泌・調整を行います。

 

メラトニンの働きですが、

 

・概日リズム(体内時計)の調整

・催眠作用

・抗酸化作用

・細胞の免疫強化

 

などが挙げられます。

これらの効果について、一つずつチェックしていきましょう。

 

・概日リズム(体内時計)の調整

 

朝の光を浴びると、メラトニンが減ります。光が減ると、メラトニンが増えます。
メラトニンの濃度で身体が一日の時間を感じ、身体が生活リズムを作ります。

 

・催眠作用

メラトニンが増えると、催眠作用により眠くなります。
メラトニンが睡眠導入剤に使われる理由です。

 

・抗酸化作用

活性酸素などの酸化物質を除去するので、アンチエイジング効果があります。
肌も若々しくなります。

 

・細胞の免疫強化

リンパ球に働きかけ、免疫増強効果があるサイトカインという物質を発生します。
がん細胞、アルツハイマー病やパーキンソン病に対しても効果があるといわれています。
(実際にがん治療には使用されています)

 

つまり、松果体がきちんと働くと、若々しく元気な身体を手に入れられる、
ということです。

 

ですが、この松果体、「脳の腎臓」ともいわれ、脳の毒になる物質を吸着していきます。
(俗に言う「石灰化」というものです)

 

石灰化を避け、松果体を活性化させる策としては、主に食事療法が挙げられます。

 

① 松果体に良くない食べ物を避ける。

フッ素・フッ素化合物が入っているもの(主に食品添加物、歯磨き粉)、
カルシウム(牛乳など)が多く含まれるものは、
松果体の石灰化を早めます。食べないようにしましょう。

 

② 松果体に良い食べ物を摂取する。

ケイ素(シリカ)を多く含むもの(きび、ジャガイモなど)、
カカオ分が多いチョコレートなどは抗酸化作用が多いので、松果体の酸化を防ぎます。
野菜や果物(バナナはおすすめ)の摂取は尿の酸度を下げるので、こちらも効果があります。

 

松果体の活性化、試してみてはいかがでしょうか。

 

※ここでは「第三の目」「第6チャクラ」「高次元・宇宙意識と繋がる」等の話はしません。
 気になる方は、上記の単語で検索するといいでしょう。

 

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