ただの腰痛と思う前に
2019/08/01
今日は腰痛の話です。
腰痛は肩凝り同様、姿勢の悪さによって発生するものですので、
姿勢のチェックをしつつ、身体のバランスを整えることで腰の凝りを取ります。
施術が初めてで、当方に腰痛を訴えてこられた方は、
必ず鼠径部(股関節周辺)の触診を行います。
理由は二つあります。
一つは、腸骨筋のしまりすぎによる腰痛かどうかのチェック。
もう一つは、鼠径リンパ節の腫れがあるかどうかのチェックです。
鼠径リンパ節の炎症によって、腰痛が起こることもあるので、
そちらをチェックしているのですが、
鼠径リンパ節の炎症というのはただの炎症ではなく、
身体の他の症状が原因となっていることが多いのです。
特に癌を発症しているときにもリンパ節は腫れるので、
癌による腰痛の疑いも調べる、というわけです。
少しでも疑いのある場合は病院で診察をしてもらいます。
ただの腰痛と思っていても、実は意外な原因があるかもしれません。
長引く腰痛のときは、安易にマッサージで終わらず、
病院に行くことも必要です。
当方の整体では、そういった身体のチェックも行っていますので、
安心して施術を受けてくださいね。