高血圧は万病のもと!? 対処法は?
2019/08/01
高血圧は万病のもと、と謳われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
現在は血圧が140(収縮時)を超えると高血圧とされ、
降圧剤を処方されています。
ですが、自分がまだ10代のころ(1980年代)。
そのころの正常血圧値は140/90。
ボーダーラインとされていたのが160/95。
受信を勧める値は180/100でした。
1990年代に入り降圧剤が発明されると、降圧剤を販売している製薬会社は、
本来正常な血圧値の引き下げをし、周りに広めだしました。
WHOまでも140が高血圧、と謳わされる始末です。
なぜ、140を高血圧としたのか。
それは正常な値の人に降圧剤を売れるからです。
現在、欧米ではこのような利益相反行為に対して、
莫大な罰金を科せられるようになりました。
アメリカ政府の発表でも、「年齢プラス90までは問題ない血圧」とされています。
(個人的には理想はプラス100だと思います)
ですが、日本ではまだ140を高血圧としています。
よほど医療業界でお金が儲かるのでしょう。
血圧が下がると、むくみが激しくなり、脳梗塞、感染症等発症しやすくなります。
むくみはリンパ液の流れが悪いことで起こります。
リンパ液は静脈に吸収されて流されますから、
血圧が下がるとリンパ液の回収が少なくなります。
脳梗塞は血流が悪くなり、血栓が血管を詰まらせる病気ですから、
血圧が下がると、血栓もできやすくなりますし、血圧の力で血栓を吹き飛ばすこともできません。
感染症は免疫細胞が活発に身体を循環していれば、発症を抑えられますが、
血圧が下がると、免疫細胞が身体をうまく循環できなくなります。
加齢による高血圧は当たり前です。
なぜなら、血管の細胞は加齢とともに筋組織化され、硬さが増すので、
血液の循環を正しく促すために血圧を上げる必要があるからです。
加齢による血圧の上昇は、健康上自然なことであり、
それを降圧剤で制限することは間違っています。
主に高血圧の原因は、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れ、運動不足が原因です。
こういった方は、降圧剤よりも先に、生活習慣の見直しをすべきでしょう。
特に高血圧対策として行っておきたいのは、次の3つです。
① 規則正しい生活をする
規則正しい生活をしていくことで、ストレスも軽減されていきますし、
安定した睡眠をとることができます。
血圧の変化は、環境の変化によるものが大きいですので、
安定した生活スタイルは、安定した血圧ももたらしてくれます。
② 適度な運動をする
運動不足による高血圧は、血流の悪さが原因で発症しますので、
運動をすることで、体内の血流が良くなると、
自ずと血圧の変化も緩やかになります。
「最寄の駅を使わず一駅歩く」くらい心がけておくと良いでしょう。
③ 食生活の見直し
高エネルギー体は、血圧の上昇を誘引しますので、
肉類や甘いものを避け、野菜やナッツ、豆、魚などのミネラルの多い食事をすることで、
塩分の取りすぎや、高エネルギーの過剰摂取を抑えます。
(アメリカでは「DASH食(Dietary Approaches to Stop Hypertension)」というそうです)
降圧剤が必要な人は、心臓・血管肥大等、別の病気でのリスクが大きい方、
安静時でも上が「年齢プラス90」以上の方が対象になってきます。
代表的な降圧剤、血管拡張剤の副作用は、
めまい、ふらつき、発がん性、心不全リスクの増加が挙げられます。
上記で挙げたような、「飲まないほうが死のリスクが高い方」以外は飲みたくないものです。
日々の健康管理に気をつけていきましょう。
当院の施術は血流改善にも効果があり、過度な血圧変化の症状にも効果が期待できます。
上記のような症状でお悩みの方は、ご遠慮なくお問い合わせください。